この記事には広告を含む場合があります。
記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。
ほなみ
ネットワークビジネス製品と一般製品では流通形態が違います。
その違いによって何が分かるのか?を見てみたいと思います。
目次
ネットワークビジネス製品と一般の製品の流通形態
ネットワークビジネス製品と一般製品の流通形態が違うということを、知っている人は多いかと思います。
ネットワークビジネス製品は工場→メーカー→消費者へ届けられる直接販売になります。
直接販売とは、会社から流通経路を使わず直接消費者へ販売すること。
一方一般の製品は、工場→メーカー→一次卸売業者・仲買人→二次卸売業者→小売業者→消費者へといくつもの業者を経て販売されています。
そもそもネットワークビジネス製品はなぜ直接販売なのか?
ネットワークビジネス製品は、今では直接販売が当たり前になっていますが、最初からお店で売られてはいなかったのでしょうか?
ほなみ
発祥は1934年アメリカのカリフォルニア州に設立された「カリフォルニア・ビタミン社」になりますが、1939年に「ニュートリライト・プロダクツ社」へと社名を変更しています(その後1970年代にAmwayにより買収され傘下に)
その当時、栄養補助食品といったサプリメントをお店に並べても、買い物客は、わざわざお金を出してまで購入するということがなく、なかなか売れませんでした。
そこで身近な友達や知り合いに直接販売するダイレクト・セリング・システムを取り入れたことで、製品が人から人へと広がり、やがてビジネスとしても基盤を確立していったのです。
これがネットワークビジネスの始まりといわれています。
『NUTRILITE』の由来
1936年、創業者カール・レンボーグがたまたま目にした科学雑誌。そこで植物に含まれる微量成分のことを「nutrilite(ニュートリライト)」と表現していたのを発見します。この言葉を気に入った彼は、すぐにその著者に連絡を入れ、本人の許可を得た上で、この「nutrilite」を社名に使い「ニュートリライト・プロダクツ社」としました。
https://www.amwaylive.com/nutrilite/historyより引用
一般製品の流通形態の仕組み
一般の製品では、先程の説明にもあるようにいくつかの業者を経て、消費者に届けられる流通形態の仕組みとなっています。
では、一般の製品はどんな風にして消費者の手元に届くのでしょうか?
ほなみ
メーカーとは
- 製品を生産する企業で製造業とも言われている。
- アパレルメーカー・自動車メーカー・食品メーカーなど作っている製品ごとに分類されている。
「Made in Japan」と表記されているものは世界的にも高評価されています。
一次卸売業者とは
- メーカーから直接製品を仕入れる業者。
- 次の業者(二次卸売業者など)へと卸すため、大量の仕入れが必要となり資金力が必要。
- そして大量に仕入れた製品を次の業者(二次卸売業者など)へ販売する能力も重要になります。
仲買人とは
- 「なかがいにん」と読む。
- 卸業者から製品を仕入れ、その製品を小売業者に販売する業者のこと。
- 仲買人は流通業の中では、中間業者とも呼ばれる。
二次卸売業者とは
- 一次卸売業者から直接製品を仕入れ、小売業者へ販売する業者。
- その他にも一次卸売業者からではなく、メーカーから直接地方の小売業者へ販売されるメーカー側の言葉。
小売業者とは
- メーカーや卸売業者から購入した製品を消費者へ販売する業者。
- コンビニエンスストア・スーパーマーケット・百貨店・専門店などのこと。
ほなみ
ちなみに2020年の売上高ランキングによるとコンビニエンスストアが1位、2位、3位を独占しています。
小売業売上高20社ランキング(単位:100万円、%)
順位 社名 売上高 対前期比 決算期 業態 本社 系列 1 セブン-イレブン・ジャパン 5,010,273 2.3 20/2 CVS 東京 セブン&アイ 2 ファミリーマート 2,965,052 -0.6 20/2 CVS 東京 伊藤忠商事 3 ローソン 2,296,156 2.7 20/2 CVS 東京 三菱商事 4 イオンリテール 2,192,511 0.3 20/2 GMS 千葉 イオン 5 ファーストリテイリング(連結) 2,008,846 -12.3 20/8 AP 山口 6 ヤマダ電機 1,405,451 0.6 20/3 CE 群馬 7 イトーヨーカ堂 1,185,147 -4.1 20/2 GMS 東京 セブン&アイ 8 ウエルシアHD(連結) 868,280 11.4 20/2 DgS 東京 イオン 9 ツルハHD(連結) 841,036 7.5 20/5 DgS 北海道 10 エディオン(連結) 733,575 2.1 20/3 CE 大阪 11 高島屋 722,236 -1 20/2 DP 大阪 12 ライフコーポレーション 713,879 2.3 20/2 SM 大阪 三菱商事 13 ヨドバシカメラ 704,600 1.7 20/3 CE 東京 14 ドン・キホーテ 704,047 -0.1 20/6 DS 東京 PPIH 15 イズミ 700,142 1.9 20/2 GMS 広島 16 U.S.M.H(連結) 691,660 -0.4 20/2 SM 東京 イオン 17 コスモス薬品 684,402 12 20/5 DgS 福岡 18 大丸松坂屋百貨店 656,152 -3.6 20/2 DP 東京 J.フロントリテイリング 19 ニトリHD(連結) 642,273 5.6 20/2 SP 北海道 20 そごう・西武 600,148 -2.5 20/2 DP 東京 セブン&アイ
流通形態の違いによるメリット・デメリット
ネットワークビジネス製品と一般製品の流通形態によるメリット・デメリットはあるのでしょうか?
ネットワークビジネス製品のメリット
直接販売をすることでよりコストを抑え、原料に費用を掛けることができるので製品の品質が良い。
ここでいうコストとは?
ネットワークビジネス製品のコストとは、CMなどの広告宣伝費や流通させるための費用のことを指しています。
更にトレーサビリティ(追跡可能性)に取り組んでいるネットワークビジネス会社(ニュートリライト社、ティエンズ、ニュースキン、フォーデイズなど)もあり、品質管理にも徹底されている。
ネットワークビジネス製品のデメリット
製品を購入するには、「紹介者」なしでの購入は難しく、是非手に取ってみたいと考えている人にとっては「紹介者」が高いハードルになっているかもしれません。
製品のお試しや実際に手に取ることができる実店舗をもっているネットワークビジネス会社もありますが、都市部にあるので地方にいる人にとっては気軽に足を運べないことや、お店に入るためには会員(会員になるには「紹介者」が必要)でないと入れないということが挙げられるかと思います。
一般製品のメリット
一番は、種類の豊富さではないでしょうか。
例えば化粧品だと敏感肌用・混合肌用・オイリー肌用、柔軟剤では部屋干し用・消臭や抗菌機能があるなど、製品に対して様々なバリエーションや、国産だけではなく海外のメーカーのものもあり、とても種類が豊富です。
そして種類がこんなに豊富にもかかわらず、次から次へと新しいものが出てくるのも一般製品の特徴とも言えます。
ネットワークビジネス製品と違いどこででも購入ができるので手に入れやすく、お店には香りのサンプルや化粧品のテスター、売り場店員さんがいたりするので、購入する前に選ぶための判断が材料がある。
ほとんどのお店が今ではアプリを導入しているため、アプリからのお得な情報をもとにセールの日を狙って購入が可能やお得クーポンがあったりする。
ほなみ
一般製品のデメリット
製品の入れ替わりが早いので、気に入って使っていたものがいつの間にかなくなっていて、変わりのものを探さなくてはいけなくなることも。
お店によって価格が違ったりするので、自分が購入した価格より安く売っているお店を見た時は少しショック(>_<)
ネットワークビジネス製品と一般製品の価格の違いは?
ネットワークビジネス製品と一般製品の流通形態の違いがあるからには、価格に対しても違いはあったりするのか?
ネットワークビジネス製品は、コストを削減し原料に費用をかけるため、1つ1つの製品の価格は割と高めに設定されているのかと思います。
原料の良さと安心・安全が何といっても売りなので、その為の見合った価格なのかもしれません。
一般の製品に関しては、お手頃価格が大多数かと思いますが、中には原料もできる限り自然のものを使用したり、環境への配慮を考えているものも多く、価格も高めのものもあり。
まとめ
今回は、ネットワークビジネス製品と一般の製品の流通形態から、それぞれの違いを見てみました。
ネットワークビジネス製品も一般の製品もそれぞれ流通の仕組みは違いますが、消費者へ届けるまでの製品に対するこだわりが少し見えたのではないでしょうか?
どのような流通形態だとしても、「良いものを」と思って購入する人が大半だと思います。
製品をいざ購入する時、私は試して良ければ買う、合わなければ買わないと決めているので、なるべくお試し品のあるものを選んでいます(いきなりまともな量が入っているものを買ったものの、肌に合わなかったりでまるごと無駄にしたことも・・・(>_<))
ネットワークビジネス製品の場合、お試し品がないため(実店舗がある会社は試せる所も)自分の分を小分けにしてお試し品としてくれた人もいます。
こういった相手への配慮は大事なところだと思います。
全てのものを試すというのは無理がありますが、安易に選んで購入するのではなく、製品の原料やメーカーの考えなど違う視点から選んでみるのも良いのでは。