ニューウェイズの評判を元ディストリビューターが振り返ってみた【実体験】

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ほなみ

副業アドバイザーの鈴森ほなみです。

ニューウェイズという会社をご存じでしょうか?

今はモデーアという社名に変更され現存している会社です。

以前の社名でもあったニューウェイズの評判について、元ディストリビューターでもあった私が遠い記憶をたどりながらになりますが振り返ってみたいと思います。

ニューウェイズとは

ニューウェイズとはアメリカのユタ州発の会社です。

ネットワークビジネス(MLM)を手法とし、日用品、化粧品、サプリメントなど消耗品といわれるものを販売していました。

会社のこれまでを順に追ってみたいと思います。

モデーア公式サイト

会社概要

1992年
アメリカ合衆国のユタ州でImages and Attitudesからnewaysへと社名が変更。

1996年
日本で商品を個人輸入で購入する形で会員加盟の募集を始める。

2001年
日本で正式にニューウェイズジャパンとして開業。

MEMO
  • 開業と同時にショールームとセミナーが行える会場が併設されたスクエアが、東京や大阪、福岡、札幌、沖縄と次々に開設される。
  • スクエアでは、商品を実際に手に取って試せたり購入ができた。またセミナー会場では商品の説明会、プランやニューウェイズの理念などのビジネスセミナーなどが行われていた。

2008年
違法な勧誘による特定商取引法違反により、一部業務停止命令3か月を経済産業省より受ける。

2012年
ニューウェイズジャパンの組織形態を株式会社から合同会社に変更。

2014年
ニューウェイズジャパン合同会社の社長に大井盛夫氏が就任。

2015年
ニューウェイズジャパン合同会社からモデーアに社名変更、現在に至る。

主力製品のシャンプーとマキシモル

ニューウェイズの主力製品ではシャンプーとマキシモルを当時はよく勧められていた記憶があります。

シャンプーや日用品とされている製品には、安心・安全なもので製造されることや、製品の動物実験は行わないなどニューウェイズの理念に沿ったものを販売されていました。

当時言われていたのが、シャンプーやリンスなど日用品を使用した後の排水溝の汚れが出にくいというもの。

実際使用していた時もそういった症状が出にくく驚いた記憶があります。

「ニューウェイズはCMといった広告宣伝はせず、口コミのみで広げてもらう手法をとっていたため、広告宣伝費を製品の材料にかけ、質の良いものをつくる。」

そのような説明をセミナーやアップから受けたこと、そして実際に私が使用した感想を含め、質の良さについての評判は良かったと思えます。

マキシモルは、色は赤く酸味が少しある飲料でしたが、私は飲みやすく美味しかったのですが、1本(500ml)の価格が4,000円弱と結構な価格だったので、飲み続けるのを途中で止めてしまいました(^^;

https://nw.kaitoritai.jp/category.htmlより引用

特に効果といったものに関しては、目に見えてわかるものはなかったのですが、中には飲み続けたことで、体調がかなり回復されたなんて話も聞いたこともありますが、実際に目にした訳ではないので、どこまで本当かはわかりません。

その他にノニジュースというのもありましたが、これは私の中ではイマイチだったので、2本目はないなという感じでしたね。

https://nw.kaitoritai.jp/category.htmlより引用

モデーアに社名変更

ニューウェイズは、2008年に違法な勧誘による特定商取引法違反として、3か月間の一部業務停止命令を経済産業省より受けることとなりました。

法令順守の強化などを経て2015年4月よりモデーアに社名を変更されています。(正式社名はモデーアジャパン合同会社)

ニューウェイズはネットワークビジネス

MLM

ニューウェイズのビジネスはMLM(マルチレベルマーケティング)なのですが、日本ではネットワークビジネスと呼ばれていました。

ビジネスは口コミにより広げていくというMLMと同じ手法なのですが、この「ネットワークビジネス」という言葉があまり良い印象でなかったため、敬遠されるといったこともよくありました。

MLMとねずみ講とは違うが勘違いされやすい

MLMとねずみ講は全く別のものなのですが、勘違いされやすいところがあります。

一番の特徴は商品のあるなしです。

MLMは商品があり、ねずみ講には商品がありません。

その他にも販売形態にも違いがあります。

  • MLMとはマルチレベルマーケティングの略で連鎖販売取引とも言われ、特定商取引法第33条で定義されている販売形態にあたります。

  • ねずみ講とは無限連鎖講と言われ商品が元から介在せず、金銭のみのやりとりだけが存在しているなど、特定商取引法で禁止されている行為になります。

ネットワークビジネス(MLM)とねずみ講との違いをくわしく解説

私がニューウェイズを始めたきっかけは友人からの勧誘

私がニューウェイズを始めたきっかけは、友人からのこんな言葉からはじまりました。

「久しぶりにランチせーへん?」

「ほんま久しぶりやなぁ、ええで♪」

ほなみ

特に断る理由もないので普通に返事をし場所と日時を決めました。

ランチの当日カフェに到着後も特に変わったこともなく、いつも通り世間話などをしながら楽しんでいたのですが・・・

友人は私に勧めたい話を切り出してきました。

「あんたに是非聞いてもらいたい事があるねん」

紙とペンを取り出し、会社や製品、ビジネスについて次々と説明をし始めたのです(この勧誘方法だと違法行為にあたるのでやってはいけないですよ)

紙とペン

どれぐらい聞いていたかは覚えがないのですが、実は勧誘をされてから会員になるまでに3年かかっています。(その間に何で断らへんねん!とつっこまれるかもしれませんが(^^;)

普通だと1度聞いて怪しいなぁと感じたら、少し距離をおくか縁を切るかだと思います。

しかし私は、断らることをせずに「考えとくわ」と曖昧な返事ばかりしていました。

それが良くなかったのかもしれませんね。

その後もランチに誘われては、何度も勧誘を受けることになります。

ただ友人は3年間、会員に直ぐになることを強引に勧めることはせず、私が理解するまで何度も説明をし続けてくれていました。

そのようなこともあり、悩みに悩んだのですが会員になることを決意。

これがネットワークビジネスの世界に足を踏み入れたまさに1歩目でした。

ニューウェイズのディストリビューターになると結構お金がかかる?

ニューウェイズのディストリビューターになると結構お金がかかってきたりしちゃいます。

個人差はあるかもしれませんが、私の経験したものを書いてみたいと思います。

初期費用やランニングコストは?

財布とお札

ニューウェイズの会員になる時に、ビジネスとして活動するのか愛用者としているのか、選択肢はありましたが、せっかくなのでビジネスの方を選択。

ビジネスで考えるのならということで、パック製品を購入することで上のランクからスタートできると言われましたが、これがめちゃめちゃ高く20万円以上というものでした。

ほなみ

絶対無理、いきなりそんなお金ないし却下!

と速攻思ったのでパック購入はせず、会員の手続きだけをとりビジネスをするための毎月一定額の購入だけにとどめることに。

その他のランニングコストとして、セミナー会場へ行くときの交通費やガソリン代、終わった後のお茶会の費用、個人がやっているセミナーへの参加費などがありました。

合わせると毎月2万~3万円ぐらいは掛かっていたように思えます。

ニューウェイズのビジネスとは

ニューウェイズのビジネスとは、よりビジネスを理解するために聞くセミナーと実践の2つが主な活動となります。

ほなみ
ほなみ

この実践が大変やし難しい!!

なので、何もできずに辞めてしまってます。

ただ、セミナーへの参加や実践をするまでの準備までは当時の私は頑張ってやっていたので、どのようなものかお伝えできるかなと思います。

セミナー参加とその後のお茶会(アフター)

セミナーを聞く人たち

まず最初に取り組んだのはセミナーへの参加でした。

ネットワークビジネスというものを全く知らなかったので、どういう風に活動をしていくのかを学ばなければなりません。

そこで、スクエアで行われていたセミナーの予定表から友人が勧めてくれたビジネスセミナーや製品説明や会社説明などを何度か聞くことに。

ニューウェイズのセミナーについて少し詳しく見てみます。

  • 会社説明
  • 製品説明
  • ビジネス、プランについての説明

 会社説明

まず最初に聞いたのが会社説明のセミナーです。

主に会社の歴史、日本に上陸し拠点を東京や沖縄、福岡、大阪、札幌といったところに設け多くのディストリビューターが活動しているといった内容でした。

製品説明

製品説明では、下記のような内容の話でとにかくニューウェイズの製品は「安心で安全な製品となっています」とよく聞いた覚えがありますね。

製品について
  • 製品はすべてアメリカの工場で製造されている。
  • 製品をつくるための動物実験はおこなわない。
  • 安心・安全なものを製造している。
  • 広告宣伝費を掛けずに製品の材料に費用をかけ質の良いものをつくる。
ほなみ
ほなみ

この製品説明をきっかけに、商品の原材料や成分表とかを見るようになりましたね。

製品の購入方法では、簡単に2種類のやり方で説明がありました。

購入方法
  • 専用の紙に会員番号と必要な製品の番号、個数を記入しFAXで注文して購入する。
  • スクエアで直接購入する。
ほなみ
ほなみ

スクエアはセミナー会場と直売店でもあったので、セミナー終わりに直接手に取って製品を確かめて買って帰る人をよく見かけましたね。

ビジネス・プランについての説明

ビジネス・プランについては、やはり一番興味のあるセミナーと捉える人も多く他のセミナーよりも人数が多かったように思います。

ニューウェイズのビジネスセミナーでは、先ずネットワークビジネスの波(フェーズ)についての話からはじまり、勧誘をする前の準備となる100人のリストアップ。

そして勧誘をするときのルールや注意点、もしアポが取れたらアップに連絡するといったビジネスのやり方についての説明もありました。

またプランでは、より分かりやすく理解をしてもらうための具体例をあげ、ランクについて、維持やアップするための方法を説明されていましたね。

ほなみ
ほなみ

セミナーでは時には笑いもあって和やかな雰囲気もありましたが、初めてのセミナーが終わった後、ディストリビューター同士の活気のスゴさにびっくりしましたね。

セミナーには必ず友人も一緒に来てくれたので、特に孤独感や不安といったことはなかったのですが、その後にあるお茶会(アフター)がちょっと苦手でした。

お茶会(アフター)では、さまざまなグループの人たちとの交流があり、情報の交換や悩みの相談、新規の人の紹介といったことがされていました。

その場の雰囲気には活気があり楽しく過ごせてはいたものの、元々、コミュニケーションをとることが上手ではなかったので、輪の中に入り切れていなかったと思います。

私がニューウェイズを辞めた理由

私がニューウェイズを辞めた理由、それは口コミでの勧誘という手法です。

勧誘をするまでの準備で100人の名前のリストをあげるのですが苦労をしました。

友人、知人、小中高の同級生、親戚、とにかく知っている人の名前をあげていきます。

もし100人に満たない場合は「いつも宅配に来てくれる人」や「いつも散歩で出会う人」などちょっと無理やり感がありますが、とにかく100人にすることが目的というものでした。

苦労をしながらもアポイントを取る段階までたどり着き、いざ実践するのみだったのですが、そのアポイントをどうしても取ることができずにいました。

理由は、アポイントを取り勧誘をすることで相手に嫌な思いをさせてしまうのでは?と自分の中で考えてしまうこと。

この思いが結局最後まで消えることがなかったため、ニューウェイズのビジネスは断念し辞めました。

ニューウェイズと製品についての評判

ニューウェイズと製品についての評判は、どのようなものだったのか?みてみたいと思います。

口コミ広場より参照

良い口コミ

  • 製品自体は納得できるもの
  • 頭皮などのトラブルが解消された
  • 肌荒れから化粧ノリの良い肌へと変わった
  • マキシモルは欠かすことができない

悪い口コミ

  • 製品の良し悪しが結局わからない。
  • 友人を勧誘しすぎて友人が減ってしまった。
  • 家計が赤字になった。

製品に対しては良い口コミが目立ち、悪い口コミではビジネスに対してと、ネットワークビジネスの経験者でもあった私も分かる気がする内容だと思いました。

まとめ

今回は、ニューウェイズの評判を元ディストリビューターが振り返ってみた【実体験】について書いてみました。

ほなみ

ニューウェイズを退会してから10年以上経過をしているため、記憶を振り返るのに少し苦労しましたが、私なりに思い起こせたと思います。

ネットワークビジネスの会社は今でもありますし、会員となって活動されている方も多くおられます。

その多くの方はルールを守ってビジネスに取り組んでおられているのですが、残念ながら守られない方がいるのも事実。

1つのルール違反が、あっという間にネットワークビジネス全体のイメージを悪くしてしまう恐ろしさは、口コミならではかもしれません。

私はネットワークビジネス自体を否定するつもりはありませんが、この体験談が役に立てば幸いです。

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