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ほなみ
コロナ禍で働き方の多様性へと変化していく中、副業・兼業を認める企業が増えつつあります。
株式会社マイナビが行った「働き方、副業・兼業に関するレポート(2020年)」によると、副業・兼業を認めている企業は49.6%で、将来的に認める・拡充する予定の企業は57%という結果を発表。
現在認められており、将来的にも拡充する予定:19%
現在一部認められているが、将来的には拡充する予定:22.4%
現在は認められていないが、将来的には認められる予定:15.2%
この表を見て感じたことは、医療・福祉・介護の副業への現在認めている・将来的に拡充するの割合の高さです。
普段から副業・兼業をする時間なんてあるの?と思いましたが、2019年4月に経済産業省が出した「労働市場の構造変化の現状と課題について」では、同業種では51%、異業種では49%という結果が報告されています。
副業・兼業の内容は、本業を活かしメディアや書籍などに記事を書く「医療・福祉系ライター」や「他の病院・施設・事業所」で働くといったものでした。
では実際に副業・兼業に取り組んでいる割合や、理由についてでは2020年に労働政策審議会安全衛生分科会が行った、副業・兼業に係る実態把握の内容等についてで報告されています。
副業・兼業をしている理由の最も多い回答「収入を増やしたい」・・・59.5%
ほなみ
やる理由について最も多い回答だった「収入を増やしたい」については医療・福祉を本業にされている人だけではありません。
目次
副業マッチングサービスが増加した背景
パーソルプロセス&テクノロジーが全国の会社員800人を対象に行った意識調査で、副業をしたい理由について最も多い回答は「本業以外の収入を得たい」でした。
その他にも、「将来のために人脈を広げたい」「自分のスキルを本業以外でも活かしたい」など可能性があるのなら、チャレンジしたいという向上心を目的としたものも見て取れます。
収入、キャリアの可能性、スキルアップと副業をやりたいと考える人が、これからも増え続けてくるのが予想されるとあって、副業をするためのマッチングサービスも急増しているのをご存じでしょうか?
副業マッチングサービスのカオスマップ
株式会社シューマツワーカーが2022年版の副業マッチングサービスのカオスマップを公開しました。
2017年からの5年間で約4.2倍の225社とかなりの増加傾向で、副業の推進やリモートワークの増加に合わせた結果かもしれませんね。
副業カオスマップとは?
株式会社シューマツワーカーが、2017年から副業市場を解りやすくマップにして発表しているものです。
全体を4つのエリア「リモート型×単発」「リモート型×継続」「現場型×単発」「現場型×継続」と9つの種類「総合型スキルマーケット型」「特化型スキルマーケット型」「ポイ活型」「シェアリングエコノミー型」「ギグワーカー・すきま型」「企業で一定期間副業型」「表現・発信型」「EC関連」「現場×継続型」と分類し225社をそれぞれ振り分け一面にして見やすくしています。
ちなみにカオスマップのカオスは「混沌」という意味だそうで、2017年では54社だった副業サービスが、2022年には一気に225社となっているさまを「カオス」という言葉で表したのかもしれませんね。
それぞれの特徴になるものをピックアップしてみます。
仕事のやり取りはパソコンやスマホ、クラウドソーシングを使った副業
主に個人や企業が持つスキルを活かしたり、普段の生活に必要なものをシェアしたり、ちょっとしたすき間時間を使ってポイントやお小遣いを稼いだり、単発でできる副業。
また仕事のやり取りは、パソコンやスマホを使いインターネット上で行えるので、自宅でできる副業としてこれからも増えていく傾向にあるようです。
ココナラ、クラウドワークス、ランサーズなどの総合型スキルマーケット型
総合型スキルマーケット型は、個人が持っているスキルや知識を売買できる場を提供しているサービスです。
この中で注目なのは、「得意を売り買いココナラ」のCMでもお馴染みのココナラ。
2012年に創設されてから、成長し続けていて会員登録者数が2021年5月の時点で227万人以上、サービス出品数は40万件以上と勢いは続いていそうです。
日本では最大級となりサービスは30種類以上、カテゴリーにいたっては200種類以上と多くバラエティー豊かで、私もアイコンを制作していただきました。
ほなみ
総合型スキルマーケットは、高い技術力や豊富な知識がある人ならアピールができ、仕事へと繋がっていく可能性はあるかもしれませんね。
A8.net、タスカジ、Dog Huggyなどの特化型スキルマーケット型
特化型スキルマーケット型は、スキルが特化した人に対して活躍の場を提供してくれるサービスです。
特化したスキルには、「ペットケア」や「家事代行」といった現場に行くものもあれば、「ライティング」や「アフィリエイト」などリモートでもできるタイプのものもあり、バラエティー豊かとなっています。
ここで注目したのは、ペットケアの「Dog Huggy」。
ペット大国にして、ペット後進国と言われている日本に「愛犬家マッチンングプラットフォーム」が2015年に設立されています。
当時、獣医大付属高校に通う高校生だった長塚翔吾氏が設立し、わずか3か月でスタート。
今までなかったサービスに愛犬家からの期待は大きいと言えます。
私も以前、中型犬と一緒に過ごしていたので、普段の買い物や用事の度に車に乗せ一緒によく出かけていました。
どこへ行くのも一緒が当たり前でしたが、どうしても一緒に行けない場合も必ずあります。
そんな時は、実家に預けられたので預けることに困ることはありませんでしたが、このサービスが大事な家族でもある犬を預けることへの不安解消の1つになるかもしれませんね。
マクロミル、リサーチパネル、mekuruなどのポイ活型
ここでいうポイ活とは、日々のすきま時間を活用して商品のレビューを書いたり、アンケートに答えてポイントを貯められるものもあれば、仕事をして報酬を受け取れるサービスが選ばれマップにされています。
このグループの中で気になったのが、mekuru(めくる)です。
mekuruは、パラレルキャリアを築くための支援やインフルエンサーの支援など、個人と企業を結ぶための支援サービスをしている会社です。
そのため本業と同様に取り組む点から「複業」とも言われています。
ほなみ
ポイ活型には、手軽にできるものから複業としてしっかりと取り組めるものまで、個人の生活スタイルに合わせやすいサービスとなっていそうです。
airbnb、特P、MonooQなどのシェアリングエコノミー型
シェアリングエコノミー型は、個人や企業が車などのモノや空きスペースといった場所など、必要な人に使ってもらう為に貸し出すサービスです。
このマップにはありませんが、身近なところではカーシェアリングがありますね。
近所の駐車場やお店の立体駐車場などに、シェアリング用の車が1、2台ですが置いてあるのをよく見かけます。
主にコインパーキングの会社がやっているようで、便利なのか利用されている方を見かけたこともあり、必要な時に必要な分だけ利用する、理に適ってると言えるかもしれません。
私の場合、自分の車をシェアするのは難しいですが(犬をずっと乗せていたことや、MTだったりするので)どんなものやサービスでも、誰かの役に立つということは、素晴らしいことだと思います。
短いすき間時間を活用し現場で働く副業
フードデリバリーのような誰でもできるものもあれば、介護や看護といった専門職と幅広いですが、空いている時間を有効活用できるのと、短時間で終わることでストレスも少なくできるメリットがあるようです。
特に介護や看護といった現場では、人手不足という実情があるため短時間でも働き手が確保できることは、大きなメリットとなっているのかもしれません。
Uber Eats、シェアフル、カイスケなどのギグワーク・すきまバイト型
ギグワーク・すきまバイト型とは、フードデリバリー、各地域のお手伝い、介護など、現場での人手不足を解消するための仕事を提供しているサービスが主になっています。
ここで注目したいのは、カイスケです。
介護や看護の資格を持った人が、単発でもできる場所を提供してくれる介護ワークシェアリングサービスです。
面接も履歴書必要なく給与も専用のアプリに口座を登録しておけば振り込んでくれます。
私の祖母も特別養護老人ホームで長い間お世話になったことがありましたが、人手不足だったり給与の問題だったり、個人の諸事情で辞められる人も多く、施設側の苦労は大きいと思いました。
求人募集をかけても集まるまで時間がかかるので、このようなサービスがもっと広がって介護業界の助けになってくれることに期待したいです。
個人のものや得意分野を売ったり、企業でスキルアップできる副業
個人が持つスキルを企業で活かし更にスキルアップを目指したり、得意な分野を売りにしてSNSで発信したり、不要になったものや手作りなど売り買いができるプラットフォームができる副業です。
直ぐに結果に結びつくことも中にはあるかもしれませんが、時間をかけながら徐々に結果が表れてくることが多く、根気も必要かもしれません。
lotsful(ロッツフル)などの企業で一定期間副業型
企業で一定期間副業型とは、個人のビジネススキルを活かして、所属している企業とは別の企業で一時的もしくは継続的に副業をする形のことをいいます。
主に職域に特化した営業やマーケティングや人事、女性特化や地方特化といったような多くの種類があるのが特徴です。
ビジネススキルがあって発揮する場所を探している人には、活かせる場所が見つかるかもしれませんね。
You Tube、インスタグラム、Twitter、Tik Tokなどの表現・発信型
表現・発信型とは、SNSやライブ配信などを使って表現・発信し収入へとつなげていく副業です。
作り上げるまでの費やす時間や、思った以上に収入へとつながりにくい点はありますが、フォロワーが多くつけば、インフルエンサーとしての活動や有料コンテンツの販売など収入になる可能性の仕組みはあるようです。
表現や発信は自由にですが、多くの人が目にするため発信をする際には、十分注意を払って行うことをおすすめします。
BASE、Creema、メルカリなどのEC関連
EC関連は、おうちの不用品やハンドメイドなどモノを売るのをメインとしたグループになっています。
プラットフォームに出品するタイプや、自らネットショップを構築し販売するショップタイプなど今では利用している人も多いのではないでしょうか?
とくにメルカリといったプラットフォームタイプだと、スマホだけでもできるため便利です。
ほなみ
新しい薬の開発に一役担う重要な副業
現場での副業時間は短時間、長時間とさまざまですが、これまでにもずっとあるタイプのエリアです。
リモートワークが増えてきているため、減少傾向にあるといわれています。
治験ネットなどの現場継続型
治験ボランティアや新聞や牛乳配達、接客・販売といった現場で働く副業です。
中でも治験ボランティアは、新しい薬の有効性や安全性を確かめるための重要な役割で、薬の開発側と薬を待ち望み続けている人との架け橋を担ってくれています。
副業マッチングサービスの評判は?
副業マッチングサービスについて様々な声がTwitterにあげられています。
ココナラを例に挙げてみると稼げたというツイートもあれば、がっかりされている方もいるようで、利用するにあたって見極めが必要になってくるのかもしれませんね。
【ココナラ最大のメリット】
それは、
"ココナラは自動で集客してくれるところ"
ココナラは一度商品を出品すれば、
後は寝てても集客してくれます。僕や実践者さんがここまで短期間で、
ココナラで稼げた理由がこれ。集客がいらないっていうのは
初心者にとってはかなりのメリットです。— 児山@コンテンツマスター (@coco_cont) February 22, 2022
最近ココナラで稼ぎ系の教材を20万円ほど買い漁ったのだけれど、ゴミばかりでげんなりしました。値段が高いだけの、再現性がとぼしい教材ばかり。お客さんが可愛そうでなりません。中には私のコンテンツをそっくりそのまま高値で販売している屑もいて、ネットビジネスの闇を感じましたね。
— 小松浩希@初心者でもnoteで10万稼げた! (@hiroki_koma2) February 19, 2022
怪しい副業マッチングサービスに引っかからないための注意点は?
怪しい副業マッチングサービスは、残念ながら存在しているので、引っかからないためにいくつかの注意がいります。
運営者側の基本情報の明記はあるか?
運営会社の基本情報は必ずチェックしましょう。
- 会社名
- 代表者名
- 住所
- 電話番号
- 資本金
明記されていない場合は避けた方が良さそうです。
仕事の内容は詳細に書かれてあるか?
「スマホだけで簡単にできる」「動画を見るだけで稼げる」など一見分かりやす文言ですが、具体的な内容(仕事内容、報酬など)が明記されていない場合は疑う余地ありです。
短い時間での高収入などの好条件は避ける
「登録するだけで〇万円もらえる」「1日たった30分やるだけで月〇万円」など、普通に考えればありえへんと思える好条件ばかり並べているものも注意が必要です。
一度SNSなどの口コミを見てみる
怪しい副業マッチングサービスかもと感じたら、一度TwitterなどのSNSの書き込みを検索してみましょう。
リアルな口コミもあるので、怪しい副業マッチングサービスに引っかからないためのポイントになるかもしれません。
高額な講習料や登録料を請求される
副業案件を紹介するその代わりに、教材や受講料を高額で買わされてしまい、その後なんのサポートもなくトラブルになったり、最悪の場合、泣き寝入りしてしまうことも。
最初に出資をしないといけない場合は注意が必要かもしれません。
ポイントサイトでの最低の換金額が高すぎる
ポイントをコツコツ貯めていざ換金しようと思っても最低額があまりにも高すぎて、換金できずに諦めて辞めてしまうケースもあるようなので、前もって最低換金額のチェックはしておく必要があります。
まとめ
今回は、副業マッチングサービスが急増!評判と内容について検証をしてみました。
コロナ禍とあってリモートでもできる副業マッチングサービスが、大きく占めていることが分かりました。
これからもリモートワークの増加に伴い、リモートで副業というスタイルが増える可能性はあると考えられますが、怪しい副業マッチングサービスに引っかからないための注意も必要になりそうです。
とはいえ、副業への関心度も高い傾向にあるので、副業マッチングサービスを利用することで、自分の可能性を広げられる機会になるかもしれませんね。
新たな収入源として自分に合った副業を見つけ、チャレンジしてみるのも良いのではないでしょうか。