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ほなみ
副業を考えてるって人、とても増えてきていますよね。
国も2018年1月より、働き方改革の1つとして副業を推進するようになりました。
パーソナル総合研究所が2021年におこなった調査では、副業を認めている企業(条件付き容認を含む)が55%、全面禁止が45.1%という結果が発表されています。
2018年にも同じ調査をおこなっていますが、その時より3.8%増加ということで、これからも認める企業は増えていきそうです。
正社員の副業実施状況を年代性別でみると、男女とも20代が最も多く、その次に30代と若い世代の人が副業に取り組んでいる傾向にありました。
とはいえ、いざ副業をやってみようと思っても、自分に合った副業って何がある?とふと考えるかもしれません。
ネットで検索すればバンバン表示されるし、副業の本もたくさん出版されているので、探すという意味では、苦労することは少ないかもしれません。
しかし私もそうですが、特に手に職を持っていない人にとって、副業をやるなら、何か資格を取ってからの方がいいんじゃないの?と思うことも。
そこで、資格がある無しに関わらず、自分の好きなことや特技を活かした副業をやってみては?とさまざまな種類の副業アイデアが書かれた本があります。
「自由にはたらく 副業アイデア事典」(中野貴利人著、SBクリエイティブ刊、定価1650円)という本です。
この本に書かれてある100種を最初に見た時は、専門分野が多く「できる職種はほとんどないな・・・」と正直思いました。
しかし、必要なスキルやコツなど細かく書かれてあり、活かせる人の役に立つ本でもあるのかなと感じられたので、検証をしたいと思います。
目次
「自由にはたらく副業アイデア事典」の著者、中野貴利人氏とは?
著者の中野貴利人氏とはどんな人なのか?
https://twitter.com/kiriton/status/1413422274716135426?cxt=HHwWhMCjob-Evp0nAAAA
株式会社ネットピコ 代表取締役・副業プランナー 1981年生まれ、千葉県流山市在住。大学卒業後、新卒から10種類以上の副業を経験。 現在も都内に勤務する会社員であり、本業の職種はコンテンツマーケター。 そのかたわら副業で運営する副業情報サイト「フクポン」は月間40万PVを超える。 朝日新聞やテレビ東京など、100本以上のメディアにも出演。 副業をテーマにしたセミナーや寄稿も続けている。著書5冊。
https://dime.jp/genre/1218864/より引用
ほなみ
https://twitter.com/kiriton/status/1486841392806588416
副業を様々な視点から情報発信している「フクポン」
中野氏が運営されているサイト「フクポン」、500種類以上を10のカテゴリーに分け平均的な収入や働く時間を載せていたり、実際に副業をやっておられる人のリポート記事もあり、これから副業を考えている人にとって役立つサイトではないでしょうか。
その他にも副業を4コマ漫画で描いている「フクリーマン」、FXメインの「FXブラザーズ」もあり、漫画と詳しい説明付きで分かりやすく書いてあるものもあります。
「自由にはたらく副業アイデア事典」にある副業の掲載数は100種
先ず、目に飛び込んできたのが、「好きで稼ぐ100種の副業を紹介」の部分。
確かに仕事をするなら好きなことの方が、絶対にやる気も出るし、ちょっとやそっとで辞めようと思わないかもしれません。
多種多様に掲載されているところから、今まで知らなかった職種との出会いで、副業になるきっかけとして考えられるのかと思います。
スマホやパソコンを使った副業を100種掲載
国土交通省が令和2年度(2020年)に「テレワーク人口実態調査」で、雇用型テレワーカーが2019年(緊急事態宣言時)では14.8%に対し、2020年では23%と増加。
コロナ禍や副業の推進もあって、在宅ワークの増加からこの本では、スマホやパソコンを使った副業に焦点を当て、紹介されてます。
100種の職をカテゴリーごとに、「書く副業」「描く副業」「作る副業」「コードを書く副業」「サポートをする副業」「企画推進する副業」「教える副業」「情報発信する副業」「ものを売る副業」と9つに分類。
それぞれ細かく見てみると、こんな感じ。
2.インタビュー記事制作
3.文字起こし
4.校正者
5.編集者
6.コピーライター
7.電子書籍制作
8.小説家
9.翻訳者
10.映像翻訳
11.添削指導者
12.レビュー投稿
13.ゲーム攻略レビュー
14.アンケートモニター・商品モニター
16.ロゴ・マーク、アイコン制作
17.バナー広告制作
18.チラシ、ポスター、パンフレット制作
19.商品パッケージ、案内図、看板製作
20.DTPオペレーター
21.LINEスタンプ販売
22.キャラクター作成
23.漫画家
24.デジタル絵本作家
25.絵画・アート作品販売
26.デザインデータ修正
28.アクセサリー販売
29.パズル作家
30.3Dデータ作成
31.フォトグラファー
32.写真販売
33.作詞・作曲
34.ナレーター
35.動画撮影・制作
36.結婚式ムービー制作
37.動画編集
39.HTML・CSSコーディング
40.LP制作
41.ホームページ・店舗サイト制作
42.マクロ作成・VBA開発
43.ソフトウェア開発
44.Android・iphoneアプリ開発
45.デバッガー
46.ソースコードレビュー
47.ウェブサービス運営
48.スマホアプリ運営
49.プログラミング講師
51.データ収集・調査
52.オンライン事務・経理
53.オンライン秘書
54.広報・人事サポート
55.ファシリテーター
56.営業代行
57.空き時間販売
58.家事代行サービス
59.ゲームプレイ代行
60.代行サービス(その他)
61.休日モデル
62.シェアビジネス
64.商品・サービス企画
65.デジタルマーケター
66.コンテンツマーケター
67.SEOマーケター
68.SNS運行代行
69.広告運用代行
70.データアナリスト
72.ウェビナー講師
73.英会話講師
74.オンライン家庭教師
75.オンラインカウンセラー
76.パーソナルスタイリスト
77.ビジネスコンサルタント
78.キャリアコンサルタント
79.インストラクター
80.オンライン占い師
81.オンラインサロン運営
83.インフルエンサー
84.インスタグラマー
85.ハウツー系ユーチューバー
86.エンタメ系ユーチューバー
87.Vチューバー
88.ライブ配信(ライバー)
89.メルマガ配信
90.情報コンテンツ販売
92.ネットオークション系不用品販売
93.せどり
94.電脳せどり
95.メルカリせどり
96.ポイントせどり
97.輸入ビジネス
98.ネットショップ運営
99.個人バイヤー
100.植物・昆虫・小魚の繁殖ビジネス
ほなみ
「自由にはたらく副業アイデア事典」職種の分析や役立つ情報が多い
「自由にはたらく副業アイデア事典」では、見開き1ページにつき1つの職種が書かれてあるので、とても見やすくなっています。
職種ごとに細かく分析
「自由にはたらく副業アイデア事典」に掲載されている100種は、細かく分析され「働きやすさ」「稼ぎやすさ」「難度の低さ」「人気の高さ」を5段階で表示。
その他にも、中野氏のアドバイスや副業をするための情報が書かれてあり、選ぶ目安になりそうです。
特に報酬の目安や必要なスキルやコツ、はじめ方といった部分は大きな参考になるのではないでしょうか。
副業をするためのサービスも掲載
「自由にはたらく副業アイデア事典」では、副業をするためのサービスもカテゴリーごとに掲載されています。
CMで知られている「ココナラ」や「メルカリ」といった有名なサービスもあれば、その職種に携わることで利用するサービスなど、こちらもカテゴリーごとに書かれてあるので参考になると思います。
「自由にはたらく副業アイデア事典」でいう副業の成功方法とは?
副業をするからには、できれば失敗はなるべく避けて、しっかりと成功へと導きたい!と思いますよね。
この本では、成功するための3つのステップを掲載、難しいことではなく、誰もがやったことのある計画をより細かく立てるアドバイスだったりするので、これから副業をやろうと考えてる人にとっては、試してみても良いのかもしれません。
副業を成功させるための3つのステップ
「自由にはたらく副業アイデア事典」では、成功につなげるための3つのステップを挙げています。
1つ目は目的の設定をする。
副業とは問題の解決策。
@DIMEのインタビューで、中野氏自身も奨学金の返済で生活費が圧迫していた時期に、節約、残業、転職、投資など色々試したようなのですが、結果馴染めなかったようです。
そこで始めたのが副業だそうで、先ずは「奨学金を2年以内に完済したい」という目的のための目標を設定して取り組んだところ、体が自然と動けるように。
目的のための目標の設定は、確かにとても大事ですよね。
私も何かをやるために目標を設定しますが、割と挫折も多いので妹には「お姉ちゃんは、もうちょっと頑張ったらできる人やのになぁ・・・」と昔はよくつっこまれてました(^^;
言われた瞬間は、「せやんなぁ、中途半端多いよなぁ」と落ち込んだのですが、やはり姉としてこのままではアカンと思い、言われた言葉を糧に。
計画も事がうまく運ぶ時もあれば、そうでない時も必ずあるので、そんな時は思いの強さや意志の固さが後押ししてくれるかもしれませんね。
2つ目は長期的なお金の計画を立てること。
2018年に独立行政法人 労働政策研究・研修機構(JILPT)が正社員を対象に「副業や兼業を望む理由」の調査をおこなったところ、最も多いのが「収入を増やしたいから」の85.1%という高い結果がでています。
中野氏は、長期的に実現したい事を短期(毎月)・中期(1~5年以内)・長期(5年~)といった形で具体的にリストアップすることで、長く副業を続ける意志が働くと言われています。
3つ目は副業にも負の部分がある
副業を日々の隙間時間に行うのなら、特にリスクはほぼなく逆にプライベートの時間が減り、その分の消費や浪費も減るので2倍の節約効果が期待できるんだとか。
しかし副業にもトラブルはつきものなので、対処できる知識を増やすことが必要のようです。
付け加えて気をつけたい事として以下のようなことも挙げられています。
副業中の事故による労災保険
無知による不正行為や法律違反
https://r.binb.jp/epm/e1_190968_18062021095014/より引用
そして、それ以上に気をつけたいのが、本業への悪影響です。
副業はあくまでも本業があっての仕事なので、その本業をおろそかにすることは、元も子もないことになりかねません。
本業に迷惑をかけずに、自分のできる範囲で行うことが大事かと思います。
「自由にはたらく副業アイデア事典」の感想
「自由にはたらく副業アイデア事典」の感想としては、職種を見る限り今のところ取り組めそうなものは、ほとんどありませんでした。
何も無いより手に職を持つことで、副業の幅が広がる可能性もあるのかもしれません。
でも、専門的な技術や知識を独学でするのは難しいですし、学ぶための時間やお金も必要になるので、今の自分にできることを副業に選ぶのが良いのかもしれません。
しかし、この本には様々な職種があることや副業をするために必要な知識、成功させるための方法など、学べることはたくさんあると思いました。
まとめ
今回は、中野貴利人氏著書の「自由にはたらく副業アイデア事典」について検証してみました。
副業といってもしっかりとした、ある意味本業に近い感じの職種が多く驚きでしたが、知らない職種を見ることは勉強になりました。
本業に支障をきたさず、できる範囲でやる副業はメリットも多く、必要な人にとってはやる価値はあるかと思います。
働き方も多様化し、副業にチャレンジしてみることで新たな出会いや世界が見え、抱えている不安や問題の解決策になるかもしれません。
ただ本書に掲載されているものは、専門的な職種が多かったので、スキルの必要性や経験の多い方のほうが良いのかもしれませんね。